書きたい時に、書きたいものを、書きたいだけ。
そんなココマ中心・小松受トリコブログ
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同じことを繰り返すのは嫌なので、思い立ってパロの方を更新。
書いているところまでだと、区切りが曖昧なので、ちょっと短めにアップです。
むしろこの部分だけなら、54にくっつけたいくらいですが・・・・
近いうちに続き更新します。
・・・って言っておけば、やるかな・・・・(オイ)
書いているところまでだと、区切りが曖昧なので、ちょっと短めにアップです。
むしろこの部分だけなら、54にくっつけたいくらいですが・・・・
近いうちに続き更新します。
・・・って言っておけば、やるかな・・・・(オイ)
小松を抱えて戻ってきたココは、キッチンは任せて資料室に籠もった。
今日は村に出るのは止めよう。
自然とそう思う。
小松の目を盗んで村に行くなどいくらでも出来たが、1日くらい情報収集を休んだところで大きな支障はあるまい。
但し夜森に行くのは必要だろう。
今日の森はどこか緊迫感に満ちていた。
動物も、木々も、森全体が警戒しているような、怯えているような気さえする。
本当は小松が自身でキノコを狩りたかったのは分かっていたが、一時間に満たず次々とキノコをとって早々にグルメケースを満たしたのはそれ故の行動だった。
今日現れる可能性は高い。
ただ、実際行動するのは夜だ。
絶対に村に入れさせる訳にはいかない。
退治できればそれに越したことはないが、相手が相手だ。
慎重に行かざるを得ない。
ただの猛獣を狩るのとは訳が違うのだ。
「ココさぁ~ん。ご飯、出来ましたよぉー!」
小松の声はキッチンからでも十分聞こえるが、しばらくするとコンコン、と控えめなノック音。
「今行くよ」
資料を片づけてココは立ちあがった。
山菜狩りに行っていた分、いつもより少し遅い昼食を食べる。
ゆっくりと食事を取ってひと段落した後、食後のお茶を啜りながらココは聞いた。
「それで、何が目的だったのかな?」
「そっ、それは…」
自分の言動がおかしかったのに自覚があったのだろう。
バレたことに対する驚きより、気まずさの方が勝っている。
キノコ狩りに付き合ったのだから、理由くらいは聞いておきたい。
しかし。
「うっ…」
ぐらり急激な眩暈が襲ってきて体が傾ぐ。
「…ココさん?」
ガクリ態勢を保持出来ず、床に膝を着く。
「これ、は・・・」
四肢が震える。
手を付いても支えきれない。
急速に意識が遠のいて行く。
信用しすぎていたのか。
まさか、小松に毒を盛られるとは思わなかった。
どうっと床に倒れこんだココを心配そうに見つめる小松を見たのを最後にココは意識を手放した。
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