バタテ貝・・・なんか、バターがたっぷりのったって言うより、バターそのものに見えましたが！
本来の貝の実の部分、どこ？

ジェラー峠・・・ジェラートが溶けないって事は寒いんでしょ？
寒い中でジェラートを美味しく食べれる気がしません。
嫌いじゃないけど！

二人の結婚までの道のりを披露するのは当然？
ユンが温泉気分でプールに・・・！なんか、超可愛いんですけど！
そうですね、極寒のアイスヘルが通常なら、プールなんてユンにとっては温泉ですね！
普通の温泉だと逆上せそうだぁ～・・・
逆上せるユンも見てみたいです。

いちご飯の食べ方・・・・
でも実際このいちご飯には小松の鼻水や涙は入ってなさそうです。

ていうかご飯御馳走するのに、何でそんな頬を染めてるの！？
トリコの食べる姿より、ユンの食べる姿にキュンキュンします。

修行時代に大竹や梅ちゃんが出るかと思ったんですが、出ませんでした。残念。

デビル大蛇からトドバードに変わってますね！
可愛い！
・・・トリコ側の猛獣、何？

一龍と与作の会話！
与作にとってはココはつまらない奴に入るのかなぁ？
あんまり合わなさそう・・・
「なんだこの、スカしたお坊ちゃんは！」
「なんだ、この品が欠片も感じられない血まみれのおっさんは！」
・・・いや、ココはそんな事、思ってても口にしないと思いますが。

ちょ、あのペースでトリコが階段駆け上がったら、小松あっと言う間に置いてかれますけど！
むしろそこまで付いていける小松が凄い！
それでも相変わらずトリコはスパルタですね！

あ、半分も来てないって小松が感じてるのに、もう明日に着くんですね。

小松を背負ってメルク工房を見つけたトリコの嬉しそうな顔や辿りついた時の達成感に浸る小松の顔が好きです！
そしてトリコだけ切られるｗ

あ、メルク、明らかに女性声です。
あれ？
まさかのくれよんしんちゃん！？

このレベル（２２）は上がってくるが、それ以下は近付かない・・・え、と。
トリコには普通に襲ってきてます、よね？
それ以下の猛獣も。
トリコの実力・・・どうなんだろ？
普段はすっごく隠してるって事？

ティナパン・・・まぁ、なんちゃって料理番組より、マシ？
リンの丸文字可愛いけど、ティナの文字？鉄平が書いたのかと思うくらいのレベルなんですが・・・
撮影用なのに、大丈夫か・・・（汗）

とりあえず、来週のメルコマが楽しみです！

美食屋のプライドを刺激しまくったシュウ師範代。
トリコの負けフラグが立ち過ぎててもう・・・・
でも、トリコがまいったと言うのは骨が折れそうです。

小松との勝負なんてさせねーぞ、なトリコがちょっとノロケのような！
ちょっと？
いや、だいぶ！

でもノロケる割にはステージを壊して小松をも驚かせてます。
驚かせるならまだしも、怪我させそうです。
小松の運だけじゃなく、ちゃんとトリコ自ら狙いを外してくれてる事を祈ります！
てか、小松はトリコの後ろに陣取れば良いのに・・・

ちょ、外の服は残して中のシャツだけ切り裂くとか！
シュウ師範代、ムッツリな予感・・・！
それって小松の服は残してパンツだけ切り裂くのも可能って事ですよね！？

師範代のペティナイフ、女性に人気が出そうです。
繊細な顔剃り可能！って。
髪の毛や眉毛はしっかり残して、全身つるつる！
化粧乗りも抜群！みたいな。

大技なトリコが負けるフラグは当然として。
気になるのはトリコの上半身の服は自分で脱いだのか、それともシュウ師範代に脱がされたのかって事ですｗ
後、あのめちゃくちゃなステージの中、小松がどうやって生き延びたのか、とか寺が荒らされて怒りだしたりしないのか、って辺りも。

割とアッサリ負けを認めました。
今は、と限定ですが。
燃費の良いトリコ・・・あまり想像できませんが。
燃費良くなっても、グルメ界に行ってもっと激しく消費するから、やっぱり常にお腹は減ってるんだろうなぁ。

頼もしい事言ったけど、やっぱり負けフラグを立てる小松。
千切りの動きが今後小松も節乃やシュウみたいになるんですかね？
下ごしらえが下っ端２０人にやらせるより、小松１人の方がよっぽど早いってなるのかなぁ。
小松が普通の人っぽくなくなっていくのは、ちょっと残念です。
普通なのが頑張るのが良いのに！

ところで、５メートルのお箸で豆をつまむのは努力次第だと思うのですが。
そのつまんだ豆を口元に持っていくのは、どうすればいいので？
ボギーなら腕伸ばせるけど、腕から口までの長さはどう頑張っても箸の長さに届かないんじゃ・・・・
まさか、小松と食べさせあいっこ！？
小松のスキルばかりが上がりそうですね！

カードダス・・・マイフルコースメニューを作ろう！
って作ろうは良いけど、おい、そんなフルコースで良いのか！？
凄い食材一杯揃えてるのに、フルコースのメインが調味料ってどうなの！？
コースとして成り立ってないだろ、それ！？


本編。
悪魔の実・・・本当にグルメ界にありそうな。
グルメ時代じゃなく、大海賊時代って事は、今回はトリコ達がワンピの世界に行くんですかね？

トリコ、大分船からはみ出てますね！
そして船に収まるテリー小さい！
生まれたて！？

三日目ってまさか、トリコがそんな我慢出来るなんて！
あ、いや、ちゃんと陸に戻って食べてはいるのかな。
春鮫が捕まらないだけで。

・・・ていうか！
嫁に釣り竿持たせて１人悠々と何しとんじゃーーーー！
トリコ、釣り出来るんだからさー。
そこは小松の食運任せじゃなく、二人で一緒に釣ろうよ！

ちゃんと春鮫の気配が分かるんですねー。
トリコとテリー。
手伝ってあげてたところはちょっと格好良い。
でも基本、駄目旦那な希ガス。
私だけ？

ルフィが春鮫から出てきたのには驚いてたけど、船が空から降ってきた事にはノーツッコミ？
むしろそっちのが普通驚きそうですが。
そして泳げないのに自ら海に飛び込み自殺を図るルフィ。
シャボンの空気はあったのかな？

医者が病気じゃ、航海出来ませんね。
トリコ、海鮮の実についてそこまで知識があるのに、チョッパーに無理させる必要がないような。
今までの流れなら、見れば分かるような気がするのですが。
何の予備知識もないのに見つけちゃったオゾン草みたいに！

今回の同行はゾロとロビンなんですねー。
ルフィはともかく、ナミはメインヒロイン扱いで外すことは出来ないのかな？

サンジが良い子過ぎて泣ける。
良いなぁ、仲間思いで！
あの・・・今回はトリコもそういうセリフを欠片でも言ってくれるんでしょうか・・・？
それとも小松はまたチョッパーに憐れまれるの・・・？
凄い気になる！

ゾロ肉弾戦珍しい！
ていうかルフィ容赦ないな！
死ななきゃオッケ？

ていうかテリー乗り物じゃないんですけど！
いや、最近はトリコと小松の愛車と貸してるけど！
あんまりホイホイ乗せちゃダメー！
王者のプライド取り戻して！

ロビンにかかったら、もしかして小松がゲットしたグルメ界の料理本も読める・・・！？

小松について歩くキュウカンフー鳥の子供可愛い！
ユンの友達として是非一羽連れ帰って！

トリコの睨みは小松の作ったモンをくわねぇとは！という食材を粗末にしたチョッパーへの怒り？
それとも俺より先にチョッパーに渡すとはどういうことだ！？と小松への嫉妬！？
と思ったら、チョッパーの寿命が近付いてた！

チョッパーは動物だし病人だからともかく、ナミと小松は歩こうよ！
ハントの時、普通に歩いてるだろうに！

エキスパンダ？
般若パンダと良い、動物園の人気者がどうして毎回可愛くないのか・・・・
いくら濃厚な中華エキスとは言え、汗って言われるとなんか嫌だな・・・

存在感が薄かったゾロがちょっと活躍ですねー。

捕獲レベル不明なマングロンブ、割とアッサリ倒れましたねー。
いや、捕獲レベル不明なだけで、推定不可能って訳じゃないのかも。

なんかトリコ、小松に対する前回の冷たさとは一変、チョッパーには優しくないですか！？
ちょ、その優しさを嫁にもプリーズっ！！

海鮮の実っていうか、中華まんとか桃まんのイメージ。
でも、海水に浸ったまんじゅうは美味しくなさそうなので、実と認識した方が良いかも。

小松のおかゆは食べなかったのに、海鮮の実は食べるチョッパー・・・・ぶーぶー。
そして皆で食べた方が上手いとか言ったくせに、お留守番組を全く数に入れずにその場のメンツだけで楽しむトリコ・・・・
いやまぁ、ワンピメンバーがトリコメンバーに比べて多いので、数を制限しなきゃみたいなのはあるんだと思うんですが。
それにしたって・・・・ねぇ？

ゾロにボコられたパンダも仲良くなってたｗｗ
もしくはルフィと同じでゾロの舎弟になったのかも？



ウッカリワンピ枠の最初の方を撮り忘れ・・・

ココ登場シーンを見逃しました・・・
トリコと小松の為ならココはどこでも現れてくれるのかな！？

てかサニー物知り！
珍しい！
あ、ココの方が細かく知ってた。
やっぱりね★

ココまつ毛・・・やっぱりアニメ仕様は気になりますねー。

頭の上からチン・・・・あ、違うか。
巨大チンタ君かと思った。
ワンピだけじゃなく、トリコはパッキーともコラボれると思うんだ！
下ネタ的な意味で！

マッシュ・ルーム。
トリコ界、何かと言うとキノコ類が多いような気が。
気のせい？

ゼブラきた！！
アニメでもきてくれました！！
まさかの初登場がコラボ作品。
正直、ゼブラまで手てこないんじゃないかと思ってた！

おや、トリコが小松に気遣いの声を！
旦那なんだから、それくらいしてもらわないと！

え、ココの空中でキッスもおらず右に飛んだのは何ゆえ！？
虎板醤、空振りだったよね！？
サニーの触覚補助？！

サニーが一番四天王でミニマムな筈なのに、サンジと並ぶと体格差凄いですねー。
身長差も結構ありますが、サンジも180くらいあった筈・・・あれ？

サニーの白い筈の髪がピンク色なんですが、痛覚はなくなって、暑さだけを感じてるって曲解かな？
ちょ、一階にワンピメンバー残りすぎじゃない！？
四天王がバラけるのはともかく、ゾロとか結局トリコメンバーとほぼ関わってないよ！
サンジは前回小松と、今回サニーと絡んでるのに！
コラボならもうちょっと絡ませてー！
せっかくゾロ出てるのに、寂しい・・・

そういえば、ブルックへのツッコミもないですよね？
骨動いてるけど！みたいな。
トリコと小松はロケットパンチとか見て目をキラキラさせない派とみた。
だってロケットパンチは食べれないし、みたいな。
その辺のツッコミは録画してないトコであったのかな～？
うーむ。

秋のフロア。
サニーとサンジが口喧嘩してる間に通り過ぎる遅ればせながらの小松が、逆に頑張ってる感じがしてほほえましいです。
・・・・むしろ今ならテリーに乗ってても許せるくらいです。

八角獣、ぶちゃいくだった！
何これ！？なサニー可愛い！
サンジはむしろ冷静です。
美しさに関してはきっと気が合わないだろうな。
鼻血ブーとかで死にかけるなんてサニーの美学に反しまくるでしょうし。

捕獲レベル32のラオチュータンの方が捕獲レベル不明なマングロンブより苦戦しているような。
あ、不明なだけで、推定不能な訳じゃないですもんね。

ココが意外とＳだった・・・ウソップ助けないんだ・・・
これ、小松だったら絶対助けてるよね？
アニメココは優男を突き通すのかと思ってました。
でも、女性客にも怒鳴ってたしなー。
割とアニメココには驚かされる率が高い気がします。
あ、ダサさとかそれはそれで本誌でびっくりしちゃいますが、それは別枠で。

え、八角、そんなトコから取るの、リン！？
頭のを取る訳じゃないのか・・・
捕獲レベル20や30ならもうサニーの敵じゃないって話ですね。

走っててもトリコですら寒い環境で小松、戦闘もせず隠れてて凍え死んだりしない！？

小松を真っ赤になって襲うラオチュータン。
それに必死になる旦那。
嫁の貞操の危機！！
必死さが笑え・・・失礼、好きなんだなーとニヨニヨしちゃいますね！

ちょ、デレは小松の心の優しさに触れたから、じゃないの！？
それともそれ以前にもうデレちゃってるの！？
それともそれとも実はかなりの博愛主義！？

結局ラオチュータンを倒したのはトリコでもルフィでもなくゼブラと言う・・・・
あ、まだ生きてた。
でもチョーアッサリやられました。
時間の関係？

あ、春鮫って太陽の光を受けて光るんじゃなく、自ら太陽のように光るんですねー！
群れだから、かな？
最初の一匹はそうでもなかったような。

なんか、ゾロのもろ手を挙げての全開の笑顔って珍しいな！
そしてココ・・・・デカッ！
周りが女性キャラばかりだからかもしれないけど、デカッ！
や、女性差し引いてもゾロや小松と比べてデカすぎるっしょ！
手前に居るはずのナミとの顔の大きさの比率おかしい！
優男がそれじゃ、困るんですけど！
チョッパーが助かった喜びよりそっちが気になって仕方がない！

そしてオチはサニーで！
サニーよりサンジのが冷静で大人に見えますが、年下なんだよね、サンジ・・・・
何時までも少年の心を忘れてないって事で！

塔オブテラーじゃなく、寺オブテラーってなんだかゴロが悪いなぁ・・・
トリコはともかく、良く避けてます、小松。

心の在り方を教わっての姿勢、なんかハンターハンター辺りで見たことある！
ちょうど来週からアニメでやるあたり！ｗ

簡単と言われて怒る寺がちょっと可愛い。
でもそのお仕置き、小松なら死んでるレベル。

修行はお茶碗とお箸持ってするのかな？
横目で見ながらまねっこしてるぎこちなさが良いですね。

自分の身近な弟子の名前も覚えてないのか、珍師範・・・
まぁ、一龍の名前を間違った時点で予想は出来た事ですが。
間違ってないのは、自分の名前と、コンビの名前だけ？
ボケなのか、それとも本当に心から認めた者の名前しか胸に刻まれないのか・・・

むしろどっから出てきた小比類巻。
最後には小松と呼んでくれるのかしら。

自ら謙遜してたくせに、基本は分かったと知ったかするトリコにイラッとしてるシュウ。
確かに、そんな来て数分の聞きかじりでトップ出せって言われたら、何年も修行してる師範代としてはお灸を据えてやらなきゃ気が済みませんね！

割とドライな珍師範。
小松はともかく、トリコまでシュウさんでお願いしますとか言うとは思いませんでした。
１人なら、ていうか昔のトリコなら珍師範に頼んだんじゃないかなー。
でも、小松を守りながら珍師範の指導を受けるのは無理だ、みたいな。

いやもう、夫婦だって事は分かってるんですよ！
分かってるんですけど、毎回見せつけんでも！！
いや、もっと見せつけろ！
腐的な部分と、ココマな部分で葛藤する自分がいます・・・

トリコって本当、敬語使いませんよね。
教わる師範代にタメ口って・・・・トリコは食義の前にその辺の常識から学んだ方が良いような気がします。

うわー！
美食屋トリコのプライド刺激しちゃったー！
そんな流れ大好き！
大きな特徴もない（←失礼）、２番手３番手と分かりきってるキャラにボッコボコにされるトリコが来週は見れるんですかね！？
わくわく。

小松の修行はどうなんでしょ。
トリコと一緒にやれるのかなぁ。

とりあえず、来週はトリコフルぼっこ期待！
え、毎週毎週イチャつきやがって！ココ出して！なんて思ってる八つ当たりじゃないよ、別に！

がばっ！
唐突にココは目を覚まして上体を起こした。

「ぐっ・・・！」
急に起きたせいか、頭痛がする。
まだ毒が残っているのかもしれない。

既に辺りは真っ暗。
夜中なのは間違いない。
一体どれほど時間が経ったのか。

「しまった・・・！」
慌ててココは起き出した。
・・・いや、起き出そうとして気づく。

ココはベッドに寝ており、その脇に小松が眠っていた。
小松とのベッドはくっつけてあるのに、ベッドではなく反対側の床に座り込み、ココの手を握っている。
握っているというよりは、捕まえて、手のひらを枕にでもしている様子ではあるが。

泣き晴らしたのか、目元が赤くなっている。
掴まれていない方の指でそっと頬をなぞれば、涙の乾いた跡があった。

ベッド脇のボードには、洗面器がある。
枕元には湿気を帯びたタオルが落ちていた。
どうやら看病してくれていたらしい。

ならばこの涙の痕は、自責の念に駆られた跡なのだろう。
ふぅっとココは一つ息を付いた。

「・・・小松くん」
そっと肩を揺する。
「んぁ・・・ココ、さん？」
「うん」

「ココさんっ！！大丈夫ですかっ！？」
ココの姿を認めるなり、小松はがばりと起きあがった。
「ごめん・・・もう少し声のトーンを落としてくれるかな？頭に響くんだ」
「ごっごめんなさ・・・あっ！・・・すみま、せん」
慌てて謝ろうとし、気づいて小声になる。

「頭、痛いんですか・・・？」
ゆっくりと小松は伸びあがると、そっとココの頭に手を伸ばした。
「寝過ぎたのかもしれないね・・・僕はどれくらい寝ていたのかな？」
夜な事は見れば分かるが、昏倒していたせいか時間間隔が曖昧だ。

「えぇと、今は夜中の3時過ぎだから・・・半日くらいでしょうか？」
その言葉を聞いてほっとする。
よもや知らぬ間に数日が経っていた、などと言う事がなくて良かった。
未だする頭痛は寝過ぎではなく、完全に体調が回復しきれてないからのようだ。

「その間、何か問題は？」
「え・・・？」
訝しげに小松が眉を顰める。
質問の意味が分かってないのだろう。
ココが倒れた以外に何の問題があるのだろうか、とでも言いたげだ。

「・・・なんでもないよ」
小松の知る限りでは特に村に問題は起こってないようだ。
本来なら自ら行って確認したいくらいだが、回復しきれないこの身体で森には行かない方が良いだろう。
最悪の事態なら、村がこのように静かである筈はない。
そしてもうしばらくすれば夜明けだ。

「本当にすみませんでした・・・」
「こんな事をした理由くらいは教えてくれるんだろう？」
「はい・・・」
答える小松に戸惑いはもうない。
しょげかえった声で小松は告白し始めた。

告げられた内容は、概ねココの予想通りだったと言えよう。
だが、毎晩出かけるココを不審に思っているのではない。
「…最近ココさんはとても忙しそうにしていたので・・・だから、少しリフレッシュをして、ゆっくり休めれば良いなと思って・・・」
小松の行為は、ただココの身体を案じての事だった。

キノコ狩りはあわよくばピクニックのつもりもあったのかもしれない。
そこでのんびり昼寝でも出来れば良いとでも思ったのか。
しかしそれにはココが一時間だと制約を付けてしまった。
ならば小松は村の外には出ず、ゆっくりして欲しいと思った。

だが、教会に居ても何かしら古い書籍を繰ったりして根を詰めているココだ。
クールに振舞っていても、最近は目の下にうっすらくまも浮かんでいて、無理をしているのが小松の目からも分かる程だ。
ただでさえ小松は己の為にココが忙しい時間を割いていると思っている。
そこで神父の仕事も行い、更には自分が村で平和に過ごす為とは言え、ハンターまがいの仕事までしている。

「けど、毒キノコは取ってないと思っていたんだけれど・・・」
キノコ狩りに出かけた時は、殆ど自分がキノコを見つけていた筈だ。
特に異常な電磁波を発するキノコは無かったハズ・・・

「もしかして・・・」
小松には一つだけ心当たりがある。
昼間、ココは次々とキノコを見つけ、採取していったが、小松も自分でキノコを取りたかった。
何よりココを休ませる為のキノコ狩りで、ココに振舞う為の料理なのだ。
それらを全てココに採らせる訳にはいかない。
本来は小松が全て採って来たいくらいだったのに、ココに抱えられ、ココがキノコを採っている有様だ。
自分の提案はココの負担にしかなっていない。
小松自身も、少しでもココの力になりたいのだ。

その焦りが出たのだろうか？
ココがしゃがんでキノコを取っていた、その視線が逸れた時、小松の目に飛び込んできたキノコ。
小松はココに採られない内に、と詳しく確認もせず、急いで採取してグルメケースに仕舞った。
小松が採った、たった一つのキノコ。

小松は席を外し、植物図鑑を手に戻ってきた。
パラパラとページを繰る。
「・・・あった！」

小松の採ったキノコは、しっかりと毒キノコに分類されていた。
「・・・・なるほど。ヒトヨタケか・・・・」
ココが小松の上から図鑑を覗き込んでいる。

「ココさん！まだ寝ていてください！」
起きあがっていたココにビクリと背筋を強張らせた小松は、ココをベッドへ押し戻す。
抵抗などいくらでも出来たが、小松の顔を見てココは素直に従った。
まだ万全の体調でないのも確かなのだ。

「・・・本当にごめんなさい、ココさん・・・」
しおらしく謝る小松の顔を見れば、故意でない事は明白だ。
「もう良いさ。それより小松くんが食べたんじゃなくて良かった」

ココが食べたのはヒトヨタケの亜種だろうか？
睡眠不足が続いて疲れていたとは言え、丈夫な身体を持つココが半日も昏倒する代物だ。
強力な作用があるとみて間違いない。
小松が間違って食したのなら、この程度では済まなかっただろう。

「ココさん・・・・」
「随分と心配をかけたようだね」
「いえ、結局今日はココさんの負担を増やしただけで・・・申し訳ないです・・・」

あまりに情けない顔をするから、小松を安心させる為にも素直にベッドに戻ったココだが、負担というなら今日だけのものではない。
いや、もしかしたらあのキノコが強力な作用のあるのではなく、身体が疲労のあまり休息を欲していただけなのかもしれなかった。
そう、確かヒトヨタケは眩暈や嘔吐を引き起こすが、意識が昏倒する程の毒はなかった筈。

そもそも毒のあるキノコを使った料理が出されたなら、普段の自分なら気づく。
小松自身に悪気がなかったとしても、もう少し注意して小松の行動や採取したキノコ、用意した食事を見つめていれば、異常な電磁波や毒物の香りを見分けられたのも確かである。

ならばこれは注意力が散漫だった己の過失だ。
小松を抱いていた事に安心し、小松が採ったキノコに気付かなかった。
己が採ったキノコをグルメケースに入れる時に、ケースの中の電磁波を確認しなかった。
ある程度予測が付いていたとは言え、小松が何か企んでいると知っていたのに、出された料理を注視することなく口をつけた。

どれか一つでも実行していれば、起こり得なかった事なのだ。
今回は辛うじて事なきを得たが、疲れていたから、で済む事ではない。
たった一つの見落としが、大惨事を招く事だってある。
今日はたった一つどころではない見落としと注意力散漫だ。

例えば吸血鬼が今日、村にやってきていたら。
対抗出来るだろう唯一のココがこの状態では翌日には村は壊滅だ。
「無理はするものじゃないな・・・」
ココは最近の己の無茶を反省する。
働き過ぎだ。

「ボク・・・」
「あぁ、小松くんのせいではないよ。むしろ小松くんのお陰で気付いたんだ」
涙目でココを見つめる小松に、ココはそっと腕を伸ばして頭を撫でた。

「ボク！ココさんが元気になるまでずっとつきっきりで看病します！！」
「仕事は？そう言えば今日は宿屋に行ったのかい？」
「ココさんを置いて行けるわけないじゃないですかっ！」
「ずっと付いていてくれたんだ？」
「うっ・・・その、はい・・・ていうかココさんが倒れたのはボクのせいですし・・・」

小松だけのせいではない。
けれどそう言った所で小松は納得しないだろう。
「じゃあ、看病をお願いしようかな？」
この状態なら、一日二日も寝ていれば治るだろう。
そっと撫でていた手を離せば、小松は意気揚々と固く絞った濡れタオルをココの額に置いた。

「任せて下さい！！」
必死な姿の中にはまだ後悔の色が残る。
早く元気になって小松の笑顔が見れると良い・・・そう思いながらもココはそっと目を閉じた。