書きたい時に、書きたいものを、書きたいだけ。
そんなココマ中心・小松受トリコブログ
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トリコが出てきてないけど、全体的にはトリココマと言い張ります。
でも今回はココマと言われてもしょうがない。
前中後篇の予定とか言ってたけれども、3で終われない可能性90%以上。
ていうか更新、忘れてたでしょ?と言われても否定できない駄目状況。
トリコ誕生日ネタとか言ってた自分を殴りたい。
この更新ペース・・・一年計画で良いですかね?
来年の5月終了予定、みたいな・・・・・
大人向けにしようとして大人向けにまだなりきれてない感満載。
次からはちゃんと大人向けになる予定なので、ココから一応大人向け注意と記述しておきます。
「おかえり、小松くん」
「あれっ?ココさん・・・ただいま帰りました」
仕事が終わり、家に戻ればココが出迎えてくれた。
一瞬驚いた顔をした小松だが、次には納得したように答えた。
元より合鍵を渡している仲だ。
トリコは基本的に勝手に上がるが、ココが今まで小松に連絡もなしに家を訪れることはなかった。
しかし昨日の休みにトリコとしたことを聞いたのだとすれば、それを受けてココが行動したのだと気づく。
つまり、ココの目的も自然と察することが出来ようというものだ。
ココのものもトリコと同様大きいのだろうか?
・・・いや、大きいに違いない。
例えトリコ程でなかったとしても、小松が受け入れるには無理なほどには。
ちらりとココの股間に自然と目がいってしまっていたのに気づき、小松は慌てて視線を反らせた。
くすくすと上から上品な笑い声が降ってきて、小松はカァッと頬を染めた。
おそらく、自分が考えたことがバレて居るのだろう。
しかしココはそれに対して何も言ってくる事は無かった。
「小松くん、晩御飯は?」
「レストランでまかないを食べてきたので大丈夫です」
小松からそう言われることは承知していたのだろう。
特にココも準備はしていないようだった。
「ココさんは?」
「平気だよ。仕事疲れたでしょう。お風呂沸かしてあるよ」
「あ、ありがとう、ございます」
ご飯、お風呂、その後に来るのはもう寝るだけである。
寝るだけ、であるのだが。
風呂に入る時にいつも以上に念入りに体を洗ってしまうのもしょうがない話だろう。
風呂上がり。
自分の家である筈なのに、そろそろとドアを開け、顔だけ出して周囲を伺い見る。
「小松くん?」
「あひゃっ!」
びくっと肩をすくませる。
どうやら小松が出てくる気配を察してドアの真横に立っていたらしい。
クスクスと笑い声が聞こえてきた。
「~っ!・・・イジワルですよ、ココさん・・・」
恨めしげな声で告げても、ココは笑いを止めない。
「ごめんね?意識してる小松くんを眺めるのが面白くて」
むしろ誠実とは言い難い応えが返ってきた。完全に遊ばれている様子である。
ぷぅ、と頬を膨らませる小松にココが視線を合わせる。
「今日は小松くんが思っているような事はしないよ?」
「えっ?」
パッと小松はココを仰ぎ見た。
「トリコから話は聞いたから」
「はい・・・・」
そう言われてしまえば、逆に過剰に期待していたようで、何時も以上に時間をかけて風呂に入った自分が恥ずかしくなってくる。
そう、ココはトリコとは違う。
無理なものを強引に成せばなる、で実行したりはしない。
「ほら、小松くん。寝室に行こう?」
肩に手を添えて促され、小松はようやく肩の力を抜いてココに笑いかけた。
「・・・これは何ですか?」
ココと共に寝室に入った小松は、広げられた物を見て思わず聞いた。
「見ての通りだよ」
涼しい顔で言い放つココのセリフで、見間違いや幻覚でない事は理解したが、あまりに自分に縁の無い物 いや、無かった物と言った方が良いのだろうか。
いわゆる大人のオモチャが並べてあり、小松は身体を固くした。
「あの、さっきボクが思ってるような事はしないって」
「しないよ。小松くんが思っていたような事は。と言うより、トリコの話を聞いた限り事前の準備無しに出来ないだろうと思って」
つまり、小松が思っても無かった事はするという事。
道具を使われるなんて事は小松も想像していなかった。
並べられている物の中には、あからさまに男性器を模した物まである。
思わず小松は視線を落とした。
「小松くん」
俯いてしまった小松の肩を掴み、ココはしゃがみ込んで小松の顔を覗き込む。
「君が本当に嫌なら、使わない。けれど、もしトリコやボクを受け入れてくれるつもりがあるのなら、トリコの話を聞いて必要だと思ったんだ」
真摯な顔で告げられて、小松が否と言える筈がない。
昨夜は無理だと思ったものの、受け入れるつもりがあるか無いかと問われれば、応えは最初から決まっている。
小松はトリコもココも好きなのだ。
だからと言って自分が使われる立場になるとは今の今まで思っていなかったが。
「わ、分かりました」
しかし小松とてトリコには申し訳ない事をしたと言う自覚はある。
無理だと思い、トリコやココのサイズをどうにかする事が出来ないなら、自分の方を慣らすしかないのだろう。
「無理はさせないから、安心して」
にこりとココは笑った。
「最初はコレだよ」
そう言ってココが選んだのは最も小さなピンク色のローターだった。
太さはココの指一本くらいだろう。
大きめの座薬だとでも思えば、何とかなるだろうか、と色気のない事を考えてみる。
しかしローションと思われる瓶から出したとろみのついた液体を絡ませていくココの手元を凝視するのは止められなかった。
「大丈夫、怖く無いよ」
そう言うとココは緊張に強張る小松の身体を抱き寄せた。
抱え上げられるようにされた為、小松の腰が浮く。
スルッとパジャマのズボンの隙間から手を入れられ、下着ごとずらされる。
剥き出しになった尻をココに見られて居るかと思えば、身体が強張る。
だってトリコはともかく、ココには未だ裸を見られた事すらないのだから。
「ひゃっ!」
ぬるりとした感触にびくっと身体を竦ませた。
「痛かったら言って」
ゆっくりとココは小松の尻にそのローターを埋め込んだ。
「ひっ、ん」
つぷ・・・肉を押し広げられる感覚。
圧迫感があるが、痛みは無い。
ココは最後までそのローターを押しこむと、直ぐに小松のパジャマを引きあげた。
「え?」
「ほら、もう夜遅い。明日も仕事だろう?早く寝よう」
そう言ってココはベッドに寝転ぶと、自分の横に小松も寝るように促す。
え?
これからが本番じゃないの?
言いたい言葉を思わず飲み込む。
尻には慣れない違和感。
しかし特に痛みはない。並べられている道具を見て、これからどんな恥ずかしい事をされるのかと思っていたのだが。
「寝る・・・んです、か・・・?」
すやすやと?
さっきのココの発言は、そういうニュアンスに受け取れた。
「そうだよ。明日は何時から?」
「あ・・・午前中からシフトは入っているので、6時には起きないと・・」
「そうか。それじゃあ尚更早く寝ないと。明日に響くといけないからね」
「はぁ・・・」
釈然としないものを感じながら、小松は大人しくココの横に寝転んだ。
直ぐにココに布団をかけられ、腰に腕を回される。
ぴくり、と小松の身体に緊張が走るが、ココの腕がそれ以上動く事はなかった。
「おやすみ、小松くん」
そう言って、目を閉じる。
本当にココが泊まりに来た、いつも通りの夜だ。
いや、いつも寝る前にはキスの一つはあった筈。
むしろ何時も以上に接触が少ない気すらする。
玩具によって違和感が残るが、そんなものよりココの態度に対する違和感の方がうんと強くて気にならない。
こっそり片目を開けるが、ココの目は閉じられたまま。
回された腕も、動く気配もない。
本当に寝るつもりのようだ。
・・・完全に拍子抜けだ。
「おやすみなさい、ココさん」
どこか物足りないものを感じながら、小松はそっとココの頬にキスを送って目を閉じた。
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