★通りがかりの「トリコ」ファンの方★


「コメントありがとうございます。今の本誌にボクと小松くんがコメントするのは難しいところだね」
「そう言わず。今回は考察を含めてですので・・・」
「確かに誰が１人者のよっち爺の墓を建てたのかは気になるところではあるよね。でもまぁ、誰がよっち爺を埋めようと、トリコが傍に居ればミーコも手が出せないんじゃないかな。トリコと小松くんの土地だもの。埋めるのに当然許可が必要でしょう？」
「相談するまでもなく、僕らの答えは決まっていましたけどね。土地転がしするつもりもないですし。たまにミーコと遊んでやって欲しい、と言われていますけど、それがなくてもミーコは賢い子ですから・・・」
「捕獲レベル50超える猛獣を”賢い子”と称する小松くんが凄いと思うけれど」
「あは・・襲われなかったからかなぁ？ただ、僕らの食べたものを含め、有精卵か無精卵かは分からないです」
「ミーコも５０年以上生きてるからね。食用の有精卵もあるし、むしろ鶏が無精卵をどんどん産むのは、人間の改良の結果だからね。一代じゃ品種改良もないだろうし」
「・・・・ごちそうさまでした。美味しかったです。今度ココさんにもお土産持ってきますね」
「ありがとう。その時はぜひデザート付きで頼むよ」
「デザートですか？分かりました。じゃあエッグタルトかプリンにでもしようかな・・・・」
「・・・（分かってないな、これは・・・）」

 

夜が更けてきてから小松は後れ馳せながら気付く。
トリコがいてなんだかんだで有耶無耶になってしまったが、今晩からのココの寝床は無くなってしまった。

「あの…」
何と切り出して良いか迷う。
流石にココとていつも寝ているリクライニングチェアが壊れてしまえば、ベッドが必要になるだろう。
一番大きくて立派なのは小松が寝かせてもらっているベッドだ。
それならココだって問題なく眠れる。
小松は別室にある小さな簡易ベッドで充分だ。

だが譲るつもりで声をかけようとして思い出す。
小松にとっては申し訳ない気持ちや親切心でかける言葉でも、ココは違うように受け取るかもしれない。
小松をベッドに寝かせてココがリクライニングチェアで寝るようになったのは、夜中の小松の監視の為。
泊まり掛けも何度か許されていたが、人の目がある場所だった。
そして今までもそのスタンスは変わっていない。

ココからすれば、小松の発言はココの監視の目が届かない場所で一人で寝たがっていると言う風に捉えられかねない。
それをココは許さないだろう。
面と向かって小松など信用していないと言われるのは辛い。

ココに信用されているか否か。
許してくれれば良いのだが…確認するのが怖い。
なら最初から二人とも簡易ベッドで寝ようと提案した方が良いだろうか？

「どうしたんだい？」
ココが振り返る。
「ええと、その、壊れちゃいました、よね…」
黙っている訳にもいかず、視線を朝トリコが居た場所に移す。

そこには応急措置として木で作られた簡素な椅子が置いてある。
キッチンで小松が高い場所のものを取るのに使っていた踏み台がわりのものだ。
とてもじゃないがそこでは眠れまい。

「そうだね・・・」
トリコの事を思い出したのかココは呆れたようなため息を洩らす。
弁償するとは言ったが、トリコは旅立ってしまった。
きっと忘れているだろう。
まぁ、覚えていたとしてもそう簡単に用意出来るものでもないだろうが。

あまり期待をしていない・・・むしろ自分も忘れかけていた事を言われ、小松を振り向く。
「・・・あぁ、成る程」
察しの良いココはそれですぐ気付いたようだ。
にこりと小松に微笑みかける。

「小松くんさえ良ければ一緒に寝ようか」
「ええっ？！」
小松が思ってもみなかった解決策を提示され、小松は目を見開いた。
子供だと思われていたならともかく、今はちゃんと自分の年齢だって把握しているはずのココの台詞とも思えない。

「…嫌かな？」
少し気落ちしたような顔でココに問われて、キッパリ嫌だと答えられる人がいるなら見てみたい。
「いえっ！そんな事はっ！全然っ！」
例に漏れず小松は慌てて首を振った。

「そう。良かった」
これで今晩の問題は解決だね、と話を締めくくってしまったココをやはりマジマジと見てしまう。
確かに側で小松の様子を伺いつつ、何かあってもすぐ対処出来る距離。
そしてココの身長もしっかり収めてくれるサイズのベッドを思えばそれでも良いかもしれないが。

「まだ何かあるのかい？」
「あ、う、いえ…そのぅ…狭くないかなって…」
一つのベッドに二人で、なんて発想がなかった小松は戸惑うなんてレベルではない。
「僕にとっては簡易ベッドの方が足を折り曲げて眠らなきゃいけなくて大変だよ」
やはりココには小松と別室で就寝するつもりはないらしい。

確かにココが足を伸ばしてリラックス出来そうなのはここにあるベッドか既に壊れてしまったリクライニングチェアだけだった。
だが大の大人が同じベッドで眠るだなんてまるで…
そこまで考えてかぁっと小松は頬を染めた。
うっかり帰ってきてからの食事を思い出してしまった。

「で、でもボク、いびきとか煩いかもしれないし、歯ぎしりしたり寝言とか言うかもしれないし、寝相だって…」
慌てて脳裏に浮かんだ関係を振り払い、言い訳を考える。
ちっともじっとしていない、とは昔両親にも言われた事がある。
子供の頃はよく布団を蹴飛ばしていたし、寝言も言っていたらしい。
今の自分がどうなのかは小松の知るところではないのだが…

「大丈夫だよ。昨日も一緒に寝たじゃないか」
言われてはたと気付く。
「そ、そうでした…」
今朝の事を思い出せば再び小松の頬は赤く染まる。
それ以前にも寝姿はココに見られている。
寝ている間に腹を蹴飛ばされたりする心配はなさそうだとココ自身が判断したのだろう。

「疲れていれば鼾くらい誰だってかくだろうし、叫び声じゃなく寝言なんて可愛いものじゃないか。それに寝呆けてする小松くんのへなちょこパンチなんてパンチにも入らないよ。」
ココの言葉に小松はどんどん顔色を無くした。
あるいはココはフォローのつもりだったのかもしれない。
しかしそれは小松が鼾もかくし寝言も言う上、ココに拳を振り上げた事にならないだろうか？

「やっ、やっぱりココさんとは一緒に寝ませんっ！」
そんな状態で一緒に眠れる訳がない！
「えっ？！どうして急に？」
ココは本気で驚いているらしい。
「どうしてもですっ！」
しかしそこは譲れない。
ただでさえ小松より後に寝て、小松より先に起きるココなのだ。
貴重なココの睡眠時間を削りたくない。

「じゃあ、この部屋にもう一つベッドを持ってこようか」
言われて小松は目を見開いた。
何故それに気付かなかったんだろう？
そして何故ココは最初にそれを言ってくれなかったのか。

いや、小松はベッドは備え付けのイメージがあり、移動させるという事自体を考えに入れてなかっただけあって、ココも力仕事は避けたかったのかもしれない。
しかし若い男手が２つもあるのだ。
移動させるのは簡易ベッドだし、やろうと思えば出来るだろう。

「どう？」
「はいっ！それなら！」

こうして寝室に簡易ベッドが運び込まれる事になったのだった。
 

 

神社でデート回か！と思っていたが、デート回の始まりだった前々回。
きっと今頃サニーやココはグルメ界に行く為に死に物狂いで頑張っているんだろうなぁと思うと、暢気にデートしてる二人にちょっと言いたいものがありつつ。

何時になく気が利く？
何時になくとなっ！？
少なくともトリコより普段から気が利きまくってる嫁だよ！
ちょっと美味しい物や珍しいものに目がないけど、ちゃんと気が利くよ！
トリコの1000倍くらいにはっ！
勝手にグルメ界に行った旦那を見捨てず救出をお願いするくらいにはっ！
10000倍にしようかと思ったけど、神社での下調べ下準備っぷりに感心したので、1000倍にとどめておきました。

本当、注文する姿が嫁のようです。
あ、よう、じゃなく嫁でしたね。

宝くじ大当たり！
旦那を愛する嫁はへそくりなんてしません！
でも他の人に聞こえないようこそこそ話する風なのが可愛い！
全然隠せてないけど！

ちょ、旦那良いからもっとしっかり屈め！！
あ、でも屈んだ瞬間に肩から巨大スーツケースが滑り落ちようものなら、小松の命が危ない！
トリコならうっかりでやりかねません。
やっぱ屈まなくて良いや。

それはココかゼブラのﾎﾟｼﾞでお願いします！
きっとゼブラなら屈んで顔近づけてくれる筈っ！
ココなら屈んで顔近づけてその距離がゼロになってくれる筈っ！
サニーは小松を持ち上げてお話してくれるよ、きっと！

確かに100万はこちらの世界では大当たりと言って良いレベルですが、トリコの１食にも満たない事を考えると、トリコ的にはショボ過ぎるのもいいとこですね。
こっちでは確かに８等なんて300円レベルのような。
向こうの世界で100万はどの程度なのか・・・物価が分かりません。
いや、トリコの存在が混乱させているだけで、小松の考えが普通なのかもしれませんが、何でもメガサイズだからなー。
１等１億と比べたら、１万円当たりくらいかもしれません。

自分ではショボいと思ってても、ちゃんと嫁の話に合わせてあげる旦那。
へるすぃ～に限らず、トリコがいつも食事おごってたらしい・・・まぁ、分けるにも面倒でしょうけども。
でもその借りをちゃんと返す嫁はもっと出来てます。

欲しい物はてっきり小松かと。
あ、違うか。
小松との新たな二人きりの新居をテリーと住む場所とは別に建てようという算段か。
しかしその土地を嫁に買わせるとか・・・ちょ、神社の出来た旦那はどこへ？

ま、トリコのことなので、食に関する事でした・・・まぁ、もう都心に住むには小松の家があるしね。

ニワトラが卵産む土地て・・・もしその卵を盗んだら、ニワトラが黙ってないんじゃないかなぁ・・・と思うのは私だけでしょうか？
ヘリで来てすぐ飛び去るとかしないと回収出来ないんじゃ・・・
それとも目が悪いとか鼻が利かない猛獣だったりするのかな？

トリコが用意したスーツケースの５倍の大きさのお金で安すぎるとよっち爺。
でもお金で解決しようとしてない人には意外と気さくなおじいちゃん。

美食屋の正装ってサニーみたいなのかな？
普通はハントで怪我しやすそうな腕やひざを丸出しにしないんじゃないかなと思うんですが。
トリコでもない限り。
サニーは形から入りそうだからあり得る・・・
けっしてしまぶー先生の服のレパートリーが少ないだけとか思わない！
そしてニワトラの卵の件、解決。

トリコの土産の林檎、びっくりアップルのびっくりレベルによったらまぁ、相当な値段になるだろうとは思いつつ。
後トリコ程名が知られてていて信用があれば後払いでもいくらでも金が用意出来るだろうと思いつつ。
そしてトリコじゃないんだから、1人暮らしで大量に林檎貰っても腐らせるだけじゃないかと思いつつ。

ツッコミどころは色々ありますが、小松、トリコの望み通り、100万でトリコの欲しい物プレゼント！
いや、卵へのトリコの感想もあっての事だから、二人でゲットですね！
そして没するよっち・・・
その前にミーコに紹介はあったのでしょう。
トリコなら襲われても問題ないとは思いつつ、頭の良い猛獣です。
きっと卵を守ろうとする小松を守ってくれると思います！
トリコは守らないでただ戦ってると思います。
いつの間にかトリコより小松に懐いていると思います。

喪服とは知りつつ、二人が黒スーツだなんて珍しい格好良い。
この一坪の肥沃な土地がよっち爺の努力の賜物だったりしたら、トリコと小松に譲った事によって枯れてしまうんじゃないかと思うのですが・・・
成長したニワトラが自分でなんとか出来ると良いと思います。
彼ら、忙しいんで！

ええ、次のデートで！
来週のデートはどこですかね？
もういっそ食材とか別に、どうでも・・・・
 

★06月30日　 16:35分の方★


「拍手、ありがとうございます」
「アニメ感想にコメント貰ったのは初めてじゃない？」
「そうですね！ネタバレオッケーな人で良かったです」
「関西では遅れて放送のようだから、遅い感想でも需要があるようだね」
「原作沿いだけじゃなく、アニメオリジナルのココさんの日常みたいな閑話休題があると良いですね！」
「大分先の話になりそうだが・・・小松くんはボクの日常を知りたいのかい？」
「勿論！アニメではカットされていた部分も多かったですし！」
「・・・じゃあ、今度泊まりにくる？」
「えっ！？良いんですか！？」
「歓迎するよ・・・原作じゃ見れないボクをたっぷり見せてあげる・・・ふふっ」
「（なんか今、背筋がぞくっと・・・？）あ、ありがとう、ございます・・・」
「余程じゃない限り遅くなっても感想は出来る限り書いて行きたいと思いますので、よろしくお願いします」
「それでは、拍手ありがとうございました！」

唐揚げの花の形はあじさいちっく。
どう絡めるのかと思ったけど、普通に唐揚げの花でした・・・あれ？ダジャレは？
あ、七色に輝くからカラー揚げの花なのか。
アジサイは思い込みだったようです。

唇はぷっくりと紅色に・・・な紅バナーナは、小松を美味しく頂くための下準備かと思いました。
下ごしらえは大事ですからね！
誰に頂かれるかと言われたら、ココかサニーを押したいところ！
だってトリコは下ごしらえに時間をかけそうにないので。
でも食べ歩いている間にウッカリ小松が良い感じに食べごろになってつい食べちゃった！なトリコマも美味しいです。

「お、これ紅バナーナだ」
「本当だ！美味しいです！！」
「あっちにおしろいバナーナもあるぞ！！」
もぐもぐもぐ・・・・
「（あれ？何か小松の唇・・・赤くなってて美味そー・・・食って良いかな？良いよな、小松、俺のだしな・・・）なぁ、小松ぅ」
「ぶはっ！！ちょっとトリコさん、こっち向かないで！！」
「あぁっ？！何でだよ？」
「だっておしろいバナーナと紅バナーナの食べ過ぎで顔が舞子さんみたいになってますよ・・・！！あはははははは！！！！」

・・・あれ。
食べてない・・・

でもこれ、サニコマでもありですね！
ココマ押しはしません！
きっとココなら毒化して誤魔化す筈！
ってそれじゃ、小松に触れられない・・・おぉぅ。

本編。
サニーフライ返し格好良いな！
そりゃ、男二人が女の子達ヒロインを守らなきゃね★
一向はリーガルの体内へ。

落ちた所は胃で大きなエリンギ風のものが成長しているのか、腸のじゅう毛か。
距離的に言えば胃の可能性が高いですが、胃液ないのかなー。
マンモスの消化機能がどうなっているのか気になるところ・・・

痛さてんこ盛りなティナと触覚で支えてくれーなトリコ。
サニーが支えたのは、小松とリンだけです！
二人は自分達だけは守ってもらえたとは申し訳なくて言えませんでした。
そういう事ですよね！！！きゃっきゃ♪

セドル声・・・
使い捨てキャラ（ギド）の方が格好いいとか非常に残念。
いや、セドルは可愛い系なんで、格好良くても困りますけど！

ちゃんとサニーに頭を下げられる小松良い子！
ティナは捨て台詞だけだったのに。

４対１？
えーっと、原作と台詞が変わってませんが・・・
セドル、見事にティナをスルーしました。
小松すらカウントしてたのに！

サニーは本気の戦いも美しいです！！
きっと小松も幻滅しない筈！

テリーとスタージュン！
スプラッタテリーはいませんでした。
可愛くやられてました。
わんこ・・・

スタージュンは的確な台詞ですっと解説を纏めてくれました。
流石副料理長！
無駄のないしゃべりです！

マンモスの中でお腹減ったとへたり込むティナ。
緊張してる時ってそんな事気にならないと思うんですが・・・緊張感なく付いて行ってるって事？
だってマンサムの所で十分食べた後なんだし。
サニーの方が食べてないよ！
いっそ置いて行ってしまえ！

まさかティナの腹の為に小松が腕を揮うの！？
贅沢な！
勝手にその辺の壁に齧りついてモツを堪能すると良い！

でもその流れでリーガルマンモスの肉を格好良く削ぎ落す小松が見れるかも・・・
それともトリコまでがティナの為に肉削ぎ落したりするのかなー・・・
当然、格好良い小松期待！

風呂上がりの牛乳か！？という姿勢で水筒の中身を飲み干すココｗ
それを走って追いかけるギド・・・
あの・・・これ、「ほら！もっと気合を入れて走れー！」「はい、監督！」みたいに見えたのは気のせい？
何か笑えました。

ポイズンソードは原作以上に使える模様・・・少なくとも、失笑を買わないくらいには！

そして硫黄臭を発生させるココ・・・紫の毒に交じってちゃんと黄色い煙が・・・臭そう。
体内の老廃物を噴射させるココ・・・スカ・・ゴフッゴフッ

やられ顔なココも格好良いとは思いますが、ガスの中でもココの顔はアニメ効果でバッチリだよ、ギド。
そして爆破。
ココが産まれたてのバンビになりませんでした。
ぷるぷるしなかった。
可愛さよりイケメン度重視！
個人的に歓迎します！

でもなんかポイズンジャミングとネーミングするところがどや顔な気がするのは気のせいかな？
要所で笑いがまた・・・ｗｗ
でも笑ってても格好良いとは思ってますよ！
あれ？
そいや”オレ”ココいなかったような。

来週はスタージュンのビビビビビッ走りが見れるのか、ちょっと期待。
でも当然次回はサニーが見どころ！
格好良いサニー、見逃せません！

次週、サニー、男の戦いで何故背景がアカシア・・・？
謎は深まるばかりであります。