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書きたい時に、書きたいものを、書きたいだけ。 そんなココマ中心・小松受トリコブログ
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気づけばまた一か月・・・(汗)
こんなんじゃ、とても今年中に終わりません・・・
もうちょっと頑張りたいんですが、ほぼ毎日終電帰りで、土日も一日中お出かけとかもうちょっと体力的にキツい・・・
引きこもりたい・・・
わがままは言わない・・・一週間で良いんだ・・・
あぁ、学生の時にもっと引きこもっておけば・・・いや、十分引きこもりしてましたわ、そう言えば。



あ、テレビ直りました!
てか、地デジのアンテナも電気なんですかね?
家主さんがメインのブレーカー切ってたとかぬかしてきました(怒)
もっと早く連絡しときゃ良かったー。


そんな訳でココマパロの続きです。
もう起承転結の転だったので、本当、そろそろ終わりが見えてきたような、きてないような(どっち)




寝室に入ったココは小松をベッドに乗せた。
「今日は沢山歩いただろう?」
小松の食事を匂わせる一言。

------いっそセックスでもしちまえば良いんじゃねぇ?
トリコに言われた言葉を思い出してしまい、一気に顔が赤くなる。
ココがベッドにいるのは果たして椅子が壊れてしまったと言うだけなのか。

「あっ…あのっ…」
おたおたしてしまい、言葉にならない。
小松がそんな風にしている間に、ココは小松の横に座ってしまった。

普段より動いた時は、やはりそれなりの補給が必要になる。
小松から求める事が多いが、ココも大抵すぐ察して応じてくれる。
だが、セックスまではどうなのか。
そりゃ、もう25歳だとは言ったが、それがイコール経験豊富と繋がる訳ではない。
小松とて男だ。
いずれお嫁さんを貰って幸せな家庭を築いて…と考えなかった訳ではない。
ただ親に不幸があったり、司祭の手伝いをしていたりと適齢期でありながらそういった流れの中にいなかっただけだ。
せっついてくるような人間も今までほとんどいなかった。
つまりはあまり色事に縁のない生活をしていた。

だがそれが何故ココのような居るだけで女性の方から寄ってくるような色男にベッドで押し倒されているのだろう?
どうして押し倒したまま身を屈めてきているのだろう?
「んっ…!」
そっと唇が重ねられる。
「こっ…ココさんっ…待って下さいっ…!」
慌ててココの胸を押し返す。

「ん?どうしたの?」
小松の抵抗に一旦体を離したココだが、押されるがまま上体を持ち上げただけで、覆いかぶさっている状況は少しも変わらない。
いつものココなら、小松を膝に乗せて小松からキスされるのを待っている筈。
なのに今日だけ違うのは…やはり…

真っ赤になってオタつく小松を見て、ココはやにわに噴き出した。
「小松くん、お腹減ってるかい?」
「い、いえ…」
ハントに付いていったとは言え、歩いている場所はほぼ平地だったし、常にトリコが道を開けてくれ、ココがサポートしてくれていた。
普段仕事をしている間は基本的に立ちっぱなしの小松は、そんなに疲れは感じていない。

「だろうねぇ…」
「え?」
「いや…昨日も今日も充分補給したからね」
さらっと言うココに何と返せば良いのだろう?
小松には昨夜の記憶がない。
だが自分が何をしたかは分かっているつもりだ。
そして今日ココが頻繁に補給してくれたことも。

「…期待したのかい?」
尋ねられても血が頭に上るだけだ。
言葉に出来ず、ふるふると首を振った。

「流石に小松くんの同意もなしにそんな事はしないよ?」
キスして貰えるだけでも有り難いし毎回申し訳ないと思ってしまうのに、セックスはない。
きっとココもトリコに言われて引っ込みが付かなくなっただけなのだ。
自分がココに見合うだけの色女であったなら話は別だったかもしれないが、村一番の美人とてココの美しさには遠く及ぶまい。

なぁんだ、とほっとする中に少し残念な気持ちが含まれていたのはきっと気のせいだ。
流石にからかわれたのだろうと分かり、ふにゃっと相好を崩す。
「…多分ね」
耳を疑うような台詞にえっ?との驚きの声は、発する前にココに飲み込まれた。
「んっ…ふぅ…ぁ…」
覆いかぶさられ、上から注がれる唾液を懸命に飲み下す。

いつもは小松からするはずのキス。
軽いものはココの方からされる事は何度もあったが、こんな事は初めてだ。
何故ココからされたのか分からない。

舌を差し込まれ口蓋や歯列を辿り舌に擦り付けられる。
角度を変え、何度も触れ合う度、より深く重なり合っていく。
わざと立てているのかと思うくらいクチュクチュと粘膜の擦れる音がするのが居たたまれない。
「ふゃっ・・・」
無意識に声が漏れる。

確かにココにとっては今までの小松とのキスなど児戯に等しかったのかもしれない。
子供と戯れにするキスと言われれば納得してしまう。
今までのキスは本当のキスじゃなかったと思うくらい、刺激的で気持ち良いキスだった。

頭を、頬を撫でる手のひらが気持ち良い。
思考に靄がかかったような気分になるのは、決して自我を失った食事の為の恍惚状態ではなかった。
気持ち良い事を甘受して、もっと、もっとと貪ってしまう。
無意識に膝を擦り合わせているのにも気付かない。
けほっと気管に唾液が入ってしまい咳をすれば、ココが身を退いた。

「ごめん、苦しかったかな?」
指先で口元を拭われるが、とても返事を出来る状態ではない。
「…も…」
「もっと?」
尋ねられてゆっくりと首を振る。

「もう…勘弁して下さい~…」
ふぇえんと情けない声を上げて泣きだしてしまった小松にココが慌てた。
「ええっ?!そんなに苦しかった!?」

そうだとも違うとも言えず、小松はポロポロと涙を流した。
「ごめんね…?」
そっと抱き締めて、宥めるように頭や背中を撫でる。
悔しい事にそれは的確に小松を落ち着かせる。
小松が安心出来る仕草なのだ。
それをココはよく知っているのだろう。
けれど小松はそのままココの胸に顔を埋めた。

「小松くん・・・?」
小松がこれだけ困っているのだ。
ココだって少しは困れば良い。
なんて事を思い、表情を見られないようにしがみ付けば、ふわりと匂うココの香り。
安心以上にまたドキドキしてきてしまった。

「うっ…」
何だか色々不味い。
抱きしめられてドキドキするなんて、女の子のようだ。

しかし高ぶった感情を表すのは紛れもない男の象徴。
あまりにエロティックなキスに小松は身体の方が反応してしまっていた。
純粋に小松を慮っているココに撫でられているだけで、いや、ココの腕や匂いに包まれていると思うと心拍数は上昇する一方だ。
「ご免なさいっ!」
唐突に小松はココを押しやると、ベットから降りてトイレに駆け込んだ。


 

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プロフィール
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波竹 きみる
HP:
性別:
非公開
自己紹介:
年齢 :トリコより上
身長 :小松より下
性別 :リンと同じ
星座 :ココと同じ
血液型:サニーと同じ
視力 :ゼブラと同じ
足のサイズ:節乃と同じ

トリコより上で小松より下って何か凄くね?と独りでテンション上げてる可哀そうな大人
カウンター
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