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日曜出勤なので、土曜に出来ることを・・・なんて思ってたけど無理でした。
ぶっちゃけ、何もしてません。
追い詰められないとやる気が出ないモノですねぇ・・・
以下は久しぶりに四天王×コマです。
ちょっと読む人を選ぶ系かもしれません。
最近小松の様子がおかしい。
ちゃんと目を合わせようとしない。
勿論身長差がある為常に目と目を合わせている訳ではないが、以前はそんな事はなかった。
かと言って避けられている気もしないので、何故かはトリコには分からなかったのだが。
うるさいくらいのコールに、トリコは我に返って受話器を取った。
「ト~リ~コ~ちゃあぁぁぁぁぁん」
気持ち悪いその呼び方は、小松の上司のもの。
「小松に何かあったのか?」
ハントの依頼ではなく思わずそう聞いたのは、もう随分前からIGOの依頼も何もかも小松を通していたからだ。
捕まりにくいトリコに依頼する為に遠いスイーツハウスに何度も足を運んだり家に電話をかけるより、携帯のナンバーを知っている小松を介した方がずっと簡単だと気付いたからとも言える。
ちなみにウーメンやヨハネスは小松に教えられるまで、トリコが携帯を持っている事すら知らなかった。
そしてその番号は未だ二人には教えられていない。
今回トリコが受話器を上げたのは運の良い偶然に過ぎなかった。
「何かあったかじゃないわよぅ!何て事してくれちゃったのよ、トリコちゃん!!」
信じられない、とばかりにウーメンが捲し立てる。
「小松ちゃん緊急入院よ、緊急入院!今すぐIGOの病院にいらっしゃい!!」
何故、とか詳しく聞く前に受話器を放り投げてトリコは病院に行った。
病室の前には仁王立ちのウーメン。
「小松はっ!?」
「今は寝てるわん。母子共に問題はないそうよん」
「・・・・母子?俺は小松の事を聞いてんだが・・・まさかアイツ、誰か孕ませやがったのか!」
ショックだ。
いや、小松とて成人した男なのだから付き合っている女性の一人や二人あるのかもしれないが。
でも密かに小松に恋心を寄せている身としては、その衝撃たるやかなりのものだ。
「馬鹿な事言わないで!孕んでるのは小松ちゃんよ!」
「・・・・はぁっ!?」
第一ビオトープに入った時に小松の裸は見ているが、小ぶりとは言え自分と同じモノがついていた筈。
「そうよ、小松ちゃんはれっきとした男!だから大問題なんじゃないのよぅ!」
「そんな非現実的な事が起こるなんてアンタのせいだと思ったんだけど・・・その調子じゃ、トリコちゃんが何かした訳じゃなさそうねん・・・」
「俺じゃなきゃ・・・・他の奴らって事か?」
思わず殺意が湧きかけたが、それよりもまず事実を知る事の方が大切だ。
「なっ・・・小松くんがっ!?」
「あぁ・・・けどその驚き方じゃ、お前が毒で何かやった訳じゃなさそうだな・・・」
「ボクじゃなけりゃ・・・」
「ああ・・・」
『もう一人しかいない!』
「・・・って俺ぇ!?」
「そうだろ!?」
「んで俺だしっ!?」
いきなりケンカ腰で詰め寄られれば、サニーだって反発する。
しかし売られたケンカを買おうとしたサニーに、ココは爆弾発言をした。
「サニーなら自慢のヘアを使って小松くんが知らない間に精子の一つや二つ胎内に運ぶ事だって出来るだろ?」
「サニー・・・お前そんな事を・・・!」
「んな美しくねー真似俺がする訳ねーしっ!!ていうかその発想はなかった・・・!」
その気になれば服の下だって触り放題触れるのだが、サニーは小松に気付かれず触るなんて美意識に反すると危険を伴うハント以外で小松に触れた事がない。
けれど目の前の毒男はそんなサニーの気持ちなど分かりはしないのだ。
「・・・ココが触覚に特化してなくて良かった・・・・」
「下手に頭良いからとんでもない事思いつくし・・・」
こっそり視線を合わせるトリコとサニーだった。
* * *
サニーをいじりたかっただけです。