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書きたい時に、書きたいものを、書きたいだけ。 そんなココマ中心・小松受トリコブログ
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庭時代

サニー→トリコ
 ↑    ↓
ココ ←ゼブラ

四天王強さの力関係はこんな感じかな、と。
あくまでゼブラが単細胞筋肉馬鹿系という想像前提でのお話ですが。

ココはサニーの触覚が見えるし、触られようとすれば毒膜で全身を覆っちゃえばサニーはココに手出しできない気がします。
その上でココはじわじわサニーを追い詰めそう。
この毒め!と言うのはサニーの負け惜しみがそのまま口癖になっちゃった、みたいな。

サニーはトリコを触覚で捕えた瞬間に勝負が決まると思います。
でもってトリコはサニーの触覚が見えないので、触られた瞬間に捕えられた事に気づくけど、気づいた時にはもう手遅れみたいな。
トリコ自身もサニーのダイニングキッチンは無敵と称してるのはトリコ自身がサニーに勝てた試しがないからじゃないかと。

トリコはゼブラとは相性が良いんじゃないかと。
どちらも接近戦の力技っぽいので、トリコは間合いに入れてやりやすいんじゃないかな。
力はゼブラの方がありそうだけど、その分トリコは頭脳で補う感じ。

ゼブラはココに強い気がします。
ココは複雑な策を講じるのが得意だけど、悠長にココが罠を張っている間に力技でぶん殴って終わりっ!みたいな。
長期戦になればココに有利になる要素はありそうだけど、そうなる前に決着がつきそうです。


庭時代とかも書きたいですが、小松が一切出てこないのも小松受サイトとしてどうなのかなぁ。

あ、以下はタイトルからも分かるようにサニコマです!
サニ誕で終わらない気満々なんだぜ★
やっぱりサニ誕に関係ない話ですみません・・・けど、トリ誕のトリコマ週間より作品数が少ない分、甘さを増してみようかと思います。
く、九月中には後篇を(遅っ!)


Bath Room Beauty Time


「ありえねーっ!」
開口一番、サニーは小松をこき下ろした。

「うわっ!肌の張りサイッテー!手入れしてねーどころの話じゃねーし!」
いきなり現れて早々、サニーは小松の頬をぐにぐにとつまんだ。

「最近忙しかったので・・・」
いつものが始まった、と思うのと仕事上がりで疲れていたのとで小松の言葉は精彩を欠いている。
サニーの言葉に小松は慣れ過ぎていた。

「いいっ!今のお前と遊ぶとかねーし!」
「・・・ええっ!?」
つん、と頬を逸らされる。
サニーの言葉を理解するまで一瞬の間をおいてから、小松は目を見開いた。

「え、でも明日ですよね!?今日は僕んち泊まって、明日遊びに行くんでしょう?」
当日待ち合わせると十分遊べないと言う事で、サニーは基本的に予定日の前日にやってきて小松の家に泊まる。
今までも何度か仕事で疲れてサニーをもてなす前に寝入ってしまったり、仕事を家に持ち帰ったりして美しくないと文句を言われた事はあるものの、こんな反応は初めてで小松は戸惑ってしまう。
今は仕事上がりで疲れているが、寝て起きればちゃんと復活出来る筈。

「これ、食え!」
「むぐっ!?」
いきなり口の中に放り込まれたので、びっくりして飲み込んでしまった。
「けほっ・・・な、何ですか・・・?」
突然の事で喉が痛む。

 「これ。松なら3つくらいか…?」
そう言いながらサニーは小松の手に更に二粒何かを置いた。

良く見るとなんだか木の実のようだ。
指で触れてみるとぐにぐにと弾力がある。
何だかグミのようだ。

「ありがとうございます」
美容に良い実とかなのかな?
せっかく貰ったので何かに…

「あ、今食えよ」
そんな小松の気持ちを見透かしたようにサニーが言う。

まぁグミだったら置いておけば固くなるかもしれないし、デザートは専門ではないのであまり応用の範囲も広くない。
さっき味わえなかったのもあるので、味の方も気になるのは事実。
「そうですか?じゃあ…」
貰った量も量なので、小松はその2つも口に放り込んだ。

舐めてもあまり味がしない。
歯を立てればやっぱりグミのようにぐにゅっとした弾力あるものだった。
果汁が溢れてくる事もなく、かと言ってパサつくでもない。

うーん・・・イマイチぱっとしないかな・・・?
なんて、せっかく頂いたものなのに贅沢な事を言ってると思う。
料理するなら細かく刻んで他のフルーツなんかと合わせたいところだ。

すっかり食べてしまうとサニーは満足そうに微笑んだ。
「帰る」
「えっ!?本当に帰るんですか!?」
びっくりした。

確かにここ最近大口の予約なんかがあって休めなかったのはあるけど、そこまで言われるまで酷いのか。
それとも何度言われても改善の傾向を見せないで肌を労わらない僕に呆れちゃったとか!?

「そだ。1週間後は仕事休めよ。つか多分仕事になんねーから」
「はいっ!?」
何で?!

今日は僕が疲れてそうだから明日の予定はなしにするけど、1週間後にまたサニーさんが来るって事だろうか?
呆れちゃった訳じゃないんだ、と少しほっとする。
僕に一言の了承なく決めてしまうのがいかにもサニーさんらしい。
外せない用事があったらどうするつもりなのか。
いや、それよりも最後の一言が気に掛かる。
仕事どころじゃないってどーゆー事?

「じゃーな!」
「えっ、ちょっとサニーさん?!」
さっきの驚きを了承と受け取ったのか、サニーさんは引き止める間もなく風のように去っていった。

何だったんだ、一体…
取り敢えず何か怖いから、仕事は調整して貰って1週間後に休みを取ろう…

 


何だか分からなかったけど、結局特に何事もなく仕事で毎日が過ぎていく。
サニーさんの一言だけが心の隅にひっかかってたけど、あまりに何もなかったのでただサニーさんと遊んで疲れるからって意味だったのかもしれないと思うようになった。

サニーさんの言う通り1週間後の明日に休みを取った為、その調整で結局あれ以来休みは無かった。
「あれっ?料理長日焼けしました?」
昼休みのロッカーで、仕事仲間に言われて首を傾げる。
最近パーティーの予約などがつまっていたので暫くハントには同行していない。
日焼けする暇なんて無かったんだけどなぁ。

「だってほら、顔の皮が捲れてますよ」
自分じゃ見えないのでロッカーの鏡を見る。
確かに頬の皮がカサついて皮が捲れていた。

先週サニーさんに言われたばかりなのにまた明日も言われちゃうな…肌があり得ないばかりか、自己管理が出来てないとも言われるかもしれない。
それくらいなら良いけど、また先週みたいにせっかく来て貰ったのに気を遣わせて帰っちゃうとかサニーさんに申し訳ない。
・・・それ以上に、僕が寂しい。

あの人はどうせ気付くだろうけど、せめて自分でも分かる範囲のカサカサは取っておこうと少しささくれた皮を摘む。
べろんっ
「…え?」
予想外の感触。

おそるおそる手についた捲ったはずの皮を見る。
小さな皮膚片がついているはずの指先には手のひらに勝るとも劣らない大きさの…
「ええっ?!」
びっくりして自分の顔に手を当てた。

ずるり

顔がズレる感触。
いや、違う。
これは…

「うわぁーー!り、料理長ぉおぉー!?」
自分が叫ぶ前に部下が叫んだ。
そっと鏡を見る。
「っぎゃー!のっぺらぼうー!!」
そこには、顔のないお化けがっ!

「料理長ですよ、それっ!」
「て言うか料理長生きてますっ?!」
「何これっ?!何が起きたのっ?!」
「こっちが聞きたいですよっ」
「顔の皮が捲れてるってくらいじゃ済まないですっ!」

何とか目もとを擦って視界を確保する。
べろりとまた大きく顔の皮膚が捲れた。

「ひいぃぃぃっ!何か手の皮まで捲れてるぅう!?」
目もとを擦った刺激か、手の皮もベロリと捲れていた。

「り、料理長ぉおー!」
「何か全身大火傷で焼け爛れた皮膚を引きずって歩いてるゾンビみたいになってますよー?!」

慌てて駆け寄ってきた同僚に腕を捕まれた。
「あっ駄目っ…!」

ずるっ
腕がズレる。

「失礼します。料理長、今日の仕込みの件ですけどぎゃあああ!」
「死なないで料理長ーーーー!」
「ぼ、僕は大丈夫・・・」
「ちょ、救急車!誰か110-!」
「え、それって警察じゃね!?」
「とにかく皆落ち付いてーっ!」

 


「・・・・はぁ」
何だか大変な一日だった。
あの後はもう何に触れる事も出来ない状態で、当然仕事になる筈もなく僕は家に帰るハメになった。
仕事を半分終えた休憩時間に起きた事だったのがまだ幸いだ。

いや、幸いなんかじゃないかもしれない。
今ボクは誰にも・・・いや、物にも触れる事を躊躇ってしまう程怖いくらいにズルズルと皮が捲れていた。
服を着ている下の肌がどうなっているかなんて、考えたくもない。

こんな状態じゃ、サニーさんにも会えない。
しょうがないので僕は携帯電話を手に取った。
ぽろぽろと剥がれていく皮は見ないふり。
痛みはない。
ただ後の掃除が大変だなぁ、なんてぼんやりと思った。

何度目かのコールでサニーさんが出た。
『・・・松?どした?』
仕事じゃないのか、とサニーさんが不思議そうに聞いてくる。

「すみません、サニーさん・・・明日の予定はキャンセルさせて下さい・・・ボク、ちょっと体調悪くて仕事休んでて・・・」
声こそ落ち込んでいるが、特に風邪を引いていて声が掠れているなんて事はない。
『はぁっ!?・・・あぁ、皮捲れてきたのか?』
一瞬機嫌悪く叫んだサニーさんは、次の瞬間ボクの現状を言い当てた。
「えぇっ!?どうして知ってるんですか!?」
『予想よりちっと早かったな。先週、ピーリングミ食べただろ?』

ピーリングミ。
そう言えば先週貰ったグミを思い出す。
確か、全身の肌のターンオーバーを速める事で古い角質を除去し、ツヤツヤの肌に生まれ変わるとか言う・・・・

「ってじゃあこれサニーさんのせいですかぁぁぁーーーーー!」
このせいでボク、今日の仕事を休まなきゃいけなくなったんですよっ!!
なんて文句を聞いてくれるつもりはないらしい。

『うしっ!調度近くにいんだけど、仕事がなくなったなら今からそっち行くし!』
むしろ意気揚々とした返事と共に電話が切れた。

「はぁぁぁ・・・」
力が抜けた。

何か変な病気かと思ったけど、違ったらしい事にとりあえずはホッとする。
しかし通話を終えた後の手のひらを見れば、目を逸らしたくなった。
ぶっちゃけた話、全身の皮膚がずるずると際限なく捲れていく様は自分が見ても気持ち悪い。

こんなボクをサニーさんが見たらどう思うだろうか。
平気な顔でキモいとか言っちゃう人なのだ。
悪気がなくても、自分が原因だとしても、酷い事を言われればボクだってそれなりに落ち込む。
キモくてしばらく会いたくないと言われたらどうしよう・・・?
実際先週は帰ってしまってるんだし。
そう考えると不安で、サニーさんと顔を会わせるのが憂鬱だった。
 

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プロフィール
HN:
波竹 きみる
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性別:
非公開
自己紹介:
年齢 :トリコより上
身長 :小松より下
性別 :リンと同じ
星座 :ココと同じ
血液型:サニーと同じ
視力 :ゼブラと同じ
足のサイズ:節乃と同じ

トリコより上で小松より下って何か凄くね?と独りでテンション上げてる可哀そうな大人
カウンター
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