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今日は運転してないでずっと助手席だったのに疲れました。はう。
イマイチ気力不足・・・夏バテ?
別に本作って修羅場とかでは全然ないんですが、今後しばらく忙しくなる予定なので、更新スピードは落ちるかもしれません・・・・(弱気)
拍手ぱちぱちありがとうございます。
以下はパロココマの続きです。
今回のも短め。
あまり進んでないので、前作の19追記にしようかと思ったんですが、ややこしくなりそうなのでやめときました。
「ん・・・・ぁ、ん・・・」
長い時間唇を合わせていると、小松がとろん、と目を霞ませてきた。
ココに稚児趣味などない。
そんな趣味などないからか、どこか背徳感が湧き上がってくる。
やはり次からは小松からしてもらわないと、とココは思う。
幼児に自分の噛んだものを与えたり、子供にキスするつもりで軽く口にしたが、やはりディープなものはマズかっただろうか?
しかし一度自分から言った手前、小松が嫌がらない限りすぐ意見を翻すのも・・・
「ぷはぁ・・・」
力を緩めると、小松は苦しそうに息継ぎをし、次いで赤い舌をちろっと差し出した。
もっと、と言うようにココの唇に吸いついてくる。
食事を開始したが故の恍惚状態なのか、それとも悪い事を覚えさせてしまったか。
どちらとも判断出来ず、戸惑う。
吸血衝動の代わりのようなものだろうか。
一心に食事を貪っているような、飢えた子どものようなそれ。
チラリと小松の股間に視線を投げれば、特に反応した様子はない。
少年とは言え、流石に精通は迎えているくらいの時期だろう。
だからきっと、これは食事によるもの・・・の、筈。
体液ならなんでも栄養源に出来るかもしれない、との予想は当たっていたのだろうか?
少ない栄養を少しでも多くを取り込む為、本能的に必死になっているのかもしれない。
自分の希望的観測も入っているとは理解しつつも、ココはそう解釈した。
そうでなければ続けられたものじゃない。
小松自身が、もう嫌だ、と言ってくれればそれで止めようと決める。
そんなココを知ってか知らずか、小松はひたすらココの唇を貪った。
一時間を過ぎた頃には、遠に小松の足腰は立たなくなっていた。
ぺったりとココの胸に凭れかかっている。
「・・・大丈夫?」
「はい~・・・」
答える小松は完全に上せたような真っ赤な顔で、ぐるぐると目を回している。
やはり少々刺激が強すぎたか。
「キツイようなら、止めるよ?」
「い、いえ!大丈夫、です!」
気を使って言ってみたが、存外にしっかりした意志を持って小松は答えた。
つまりは、それほどまでに血を飲むのが嫌なのだろう。
ならばココは協力するしかない。
これはココが言いだしたことでもあるのだから。
「今日はこれでおしまい。お茶を入れるよ」
そう言うと、ココは小松をソファーに置いたまま立ち上がった。
長時間キスしていた為、随分と喉が渇いていた。
残念な事に小松の腰が抜けてしまった為、ココは昼食を一人で準備して一人で食べる事になった。
一昨日までの食事と変わらない筈なのに、酷く味気ないものに感じる。
それは、小松程の料理が自分に作れないからか、はたまたあの騒がしい声が傍にないからか。
とにかく今後は昼食の後にしようとココは決めた。
自分で言いだしたことながら、朝の傷の手当てではなくキスが日課になるとは思わなかった。
それで上手くいけば良いのだが・・・・