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GWに泊まりに来た時に散々トリコを勧めたお友達がココマを気にいってくれたよ!
え、うそ、マジで?
私、そんな事信じない!騙されないんだからっ!!
と疑り深くなるくらいには今まで勧めた人たちからの反応が悪かったので、いまだに疑念が晴れません。
でも嬉しい事は嬉しいんだよ!
そんな訳でココマ仲間だー!とウキウキしてたら、なんとGW前に書き始めてた筈のサニコマネタを綺麗スッキリ忘れてしまいました!がふっ*
あるぇー?最初の数十行だけじゃどんな話書こうとしたのかちっとも思い出せないよ・・・?
リベンジサニコマならず・・・・でもでもあいるびーばっく!なんだからねっ!
そんな訳で代わりにWJに触発された(?)ココマ(?)をアップ。
外伝ネタ含みますが、外伝の小松ではないです。ココマだし。
下ネタ注意!
変ココ注意!(またか!)
ボクの目の前には真っ黒の物体。
布の上に置かれたそれに、僕は頭を悩ませた。
「小松君、もう準備は出来たのかい?」
お茶の準備をしてくれながら、ココさんが尋ねる。
「あ、えぇ。もう、ほとんど」
トリコさんと一緒のハントにボクが持っていくものはほぼ決まっている。
最近はいつ誘われてもすぐ出れるよう、包丁意外のハント用の荷物はいつでも纏めておいてあるくらいだ。
ただ一つ。
先日のハントでトリコさんに貰ったものだけがボクを悩ませていた。
これを、持っていくかどうするか。
「う~~~~~~~~ん・・・・」
貰ったものを捨てるのもどうかと思うけど・・・それに、ある意味持っていけば役に立つ、かもしれないし・・・
「どうしたんだい、そんなに悩ん----」
トレイにティーカップとお茶菓子を乗せてきたココさんが、僕の目線の先にあるものを見て固まった。
「あ、すみません、片付けてなくて・・・」
慌てて黒いそれを布で包みなおす。
「小松君っ!!!そんなの、ぺっしなさい、ぺっ!!!」
ガチャン、と乱暴にトレイを置いたココさんが、ものすごい剣幕でボクの手にある包みをにらみ付けた。
「あ、やっぱり分かっちゃいましたか?」
「分かるも何も、君こそ自分が何を持ってるのか分かってるのかい!?」
強い口調で言われるけど、手渡された時に聞いてるから、ボクはこれが何なのか、しっかりばっちり知っている。
「分かってますけど、考えてみたら、もしもの時には必要かなと思うと捨てるに捨てられなくて・・・」
栄養価が高い。
見た目はちょっとアレだけど、味は折り紙つき。
乾燥状態なので、保存がきく。
しかも何回かは繰り返し使える。
これだけ揃っていれば、非常食としては十分だろう。
ただ問題は・・・
「だからって、小松くんがトリコのう●こを持ってるなんて許せないっ!!」
そーなんだよなぁ・・・これがトリコさんのうん○じゃなければ、ボクもここまで悩んでないんだけど。
この間象熊のハントに行ってきたトリコさんに貰ったんだ。
お土産に貰った象熊の肉は食べ応えがあって美味しかったけど、そんな使い道があるとは知らなかった。
ただし、そういった使い道があっても、実際使えるかどうかと言えば疑問が残る。
本気で餓死しそうになったらそうも言ってられないんだろうけど・・・
美味しい食材は食べたい。
未知の領域には興味がある。
けど、それは決して○んこを食べるという領域に踏み込みたい訳じゃ、決してない。
「はは・・・」
やっぱり”ない”よなぁ、これは・・・
それに危険区域でトリコさんと離れたなら、まず餓死するくらいまで生きていられるかどうかを心配しなくちゃいけないし。
ココさんに怒られて、ようやく決心がつく。
「------分かった」
「え?」
ボクが口を開く前に、ボクのセリフを取られた。
「小松君がそこまで言うなら、ボクがっ・・・!」
何故か深刻な顔をしたココさんが席を立つ。
「あ、あの・・・っ!?」
パタン
追いかけようとしたボクの目の前で、扉が閉まった。
外に出ていない時点で、トリコさんに抗議に行ったんじゃない事は分かる。
なんていうか、嫌な予感しかしない。
ココさんが、何!?
何しようとしてるの!?
ココさん、象熊の肉なんて食べてないよね!?
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし!」
このまま待っていても良いことは何一つないと判断したボクは、早々に判断を下した。
「ちょっと早いけど、行ってきま~すっ!」
しょっちゅう危険区域に行っているからか、ボクにも危機管理能力がついたのかもしれない。
いわく、ヤバそうだったら----迷わず逃げる。
ついうっかり持ってきてしまったモノ。
これは、ハント先で大自然に返そう・・・・
ハントから帰ってきた時のココさんの説得が大変になるなんて事は露とも思わず、僕は早々にハントに思いを馳せた。
* * *
うんこうんこ言ってすみません。
”そんなの、ぺっしなさい、ぺっ!”
ただこれをココさんに言わせたかっただけなんだ・・・・