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書きたい時に、書きたいものを、書きたいだけ。 そんなココマ中心・小松受トリコブログ
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orz

ココマ文が消えた・・・・・
前書いてたトコの続き書こう!
さぁ、どこまで書いてたっけっかなぁ~?
と思ったら、以前書いていた筈のものが見当たりませんでした・・・

あれ?私、夢の中で書いてたの?
そんな馬鹿な!!

まぁ、ネタ覚えているだけマシ、か・・・・



以下の四天王×小松はWJのネタバレを含みますので、注意!





すやすやと、気持ちよさそうに小松が眠っている。
日帰りの予定だったハント。
しかしうっかり別の獲物に気を取られたせいで、本来の依頼の獲物を捕獲するのに時間がかかってしまった。

・・・まぁ、トリコと小松のハントにはよくある事である。
二人とも美味しい物や珍しい物に目が無いのだから。

日帰りの予定だったので、テントなどの準備はしていない。
たき火をして、防寒用の毛布を纏ってそれでおしまいだ。
固い地面に寝転がって、たき火を挟んで向かい合わせ。

夜はまだ少し肌寒い。
ぶるっ
僅かに寒気を感じてトリコは身を震わせた。

直ぐに向かいの小松に視線を向ける。
トリコにとっては大したことではない寒さでも、小松にとっては致命的になり得る場合があるのだ。

しかし見つめる小松は暢気ににゃむにゃむと聞き取れない寝言を言っている。
ばさり
毛布を蹴っ飛ばしても起きる気配もない。

「ったく。しゃーねぇなぁ」
のそり、とトリコは起きあがった。

このままでは風邪を引いてしまう。
小松の傍まで来ると、あわよくば抱いてカイロがわりにでもして寝てしまおう、とトリコは蹴っ飛ばされた毛布をかけなおしてやった。

トリコが小松に手を伸ばしせば・・・
ギィン
「うぉっ!」
触れる前に弾かれた。

驚いて見れば、僅かに小松の姿がブレている。
シュゴォォォォ

それにトリコは見覚えがあった。
「サウンドアーマー!?」

小松が肌寒い夜に暢気に寝ていられるのも、サウンドアーマーの微弱な振動でシバリングのような熱を与えているからなのか。
「って何で俺に反応してんだよ!?」
だっからって、毛布を避けずにトリコの手を弾くのは如何なものか?

誰かれ構わずサウンドアーマーを発動して、唐突な猛獣からの攻撃にトリコが守れなかったりしたらどうするつもりなのか。
トリコは小松ではなく、小松の毛布越しに包んで掴み上げようとした。

シュンッ
「うぉあっ!?」
次の瞬間に悪寒に襲われ慌てて身体を逸らす。

トリコの目の前を暗闇の中、何かが猛スピードで通り過ぎ・・・
バリンッ
ジュッ
ガラスが割れた音がして、芝が溶けた。

「って毒ぅっ!?ちょ、何しかけてんだぁ!?つかどうやって仕掛けて・・・」
その時たき火の炎に煽られてきらりと光る一筋の・・・・
「サニーとの連携プレイかよっ!!」

木々の間にサニーの髪を張り、パチンコ玉のようにココの毒が入った瓶を飛ばした。
本気で当たればガラス片と毒のダブルパンチで無事では済むまい。

「あいつら何やってんの!?」
「ん、むぅ~・・・トリコさん、五月蠅いですよぉ~・・・」
いびきだとでも思っているのだろうか?
寝言のように言ってそのまま小松は毛布に包まった。

すよすよと程なくして寝息が聞こえてくる。
あっけにとられてトリコはそんな様子を見ていた。

・・・もしかして、自分が守らずとも、傍に居ない他の四天王が守るんじゃないだろうか?
トリコは傍に居なければ守れないが、今のようにすれば小松の傍におらずとも、敵にダメージを受けることなく・・・というか、いっそ小松自身にすら気付かれることなく守れるんじゃないだろうか?

暢気に寝ている小松が恨めしくなり、小松の鼻を摘まもうとしてトリコは手を止めた。
また何が何処から飛んでくるかも分からない。
いや、そもそも摘まめるかどうか。

すごすごと元の位置に戻って寝る自分が多少情けない。
遠く離れていても小松を守るなど、トリコには出来ない芸当だ。

「・・・ま、けど、だからこそ俺は傍に居るんだけどな!」
離れていても守れるのなら、傍に居る必要はない。
けれど、傍に居ないと守れないなら、傍に居るしかないじゃないか。

そう思ってトリコは少し溜飲を下げつつも、未だシュゴォォォとブレ続ける小松を微妙な気持ちでたき火越しに見つめるのだった。


 

   *  *  *

音の鎧→振動→シバリング→熱発生の流れ。
ゼブラが守るのは猛獣からだけじゃないよ!

ゼブラが万能すぎるあまり出てきたネタ。
トリコは新必殺技をマスターした方が良い気がしてきました。


 

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プロフィール
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波竹 きみる
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性別:
非公開
自己紹介:
年齢 :トリコより上
身長 :小松より下
性別 :リンと同じ
星座 :ココと同じ
血液型:サニーと同じ
視力 :ゼブラと同じ
足のサイズ:節乃と同じ

トリコより上で小松より下って何か凄くね?と独りでテンション上げてる可哀そうな大人
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